
15年のカフェ勤務を経て、人に食を届けるキッチンカー事業とケータリング事業
こんにちは。あきやましげとと申します。
私は、東京でのケータリングと山梨でのキッチンカー営業を軸に日々“人と料理をつなぐ仕事”に携わっています。
カフェの店長として15年にわたり多くのメニュー開発や店舗運営に関わってきた経験を活かし、現在は、より自由で柔軟なスタイルで、食の魅力を届けることに挑戦しています。
カフェの現場で磨いた感性とスキル
飲食の世界に足を踏み入れたのは20代後半。
当時、山梨のカフェで働き始めたのがきっかけでした。
接客から調理まで何でもこなす忙しい毎日でしたが、「お客様の反応が目の前で見られること」が何よりのやりがいでした。
店長を任されてからは、スタッフ教育や店舗マネジメントに加え、季節のアラカルトやパスタ、ランチプレート、コース料理まで、幅広くメニュー開発を担当。
売上とお客様満足度の両立を常に考えながら、料理の表現力と提案力を磨いてきました。
特に大切にしていたのは「食材の活かし方」。
高級食材に頼らず、身近な食材でも“おいしさの最大化”ができることを、現場で学び続けました。
山梨での挑戦:地元野菜×キッチンカー

2022年、長年の夢だった独立を実現。
新たな挑戦の場として選んだのが、地元である自然豊かな山梨県でした。
農家さんが作る新鮮な野菜に惹かれ、「この野菜たちを主役にした料理を届けたい」と考えるようになりました。
そこで始めたのが、キッチンカーでの営業です。
メニューは、スパイスの香り豊かなキーマカレーや、コクのあるハヤシライスなど。シンプルながらも“また食べたい”と思ってもらえるよう、野菜の甘みや旨味を最大限に引き出すレシピを追求しました。
イベント出店や地域のお祭り、マルシェなどに参加する中で、食を通じて人と人がつながっていく温かさを何度も感じました。
「この場でしか出会えない料理」
「またあの味が食べたい」
と言ってもらえることが、自分にとっての何よりの原動力です。
東京でも広がる、ケータリングの可能性

そして、キッチンカーでの経験を糧に、2023年からは東京でのケータリングにも取り組むようになりました。
企業の懇親会、イベント、パーティーなど、さまざまな場面に応じた料理の提案と提供を行っています。
ケータリングの魅力は、「その場、その人のためだけの料理」を届けられること。
カフェ時代にはなかった“個別対応力”が求められる分だけ、やりがいも大きいです。
たとえば、「ヴィーガン対応で」「子どもにも食べやすく」など、ニーズに応じてメニューを柔軟にカスタマイズしています。
また、お客様との距離感も近く、「この料理には何が入っているんですか?」「どうやって作るんですか?」といった会話が生まれることも日常のひとコマ。料理がきっかけで会話が広がり、笑顔が増える――そんな瞬間に立ち会えることが、自分にとっての“プロとしての誇り”です。
これからの活動
今後も東京と山梨の二拠点での活動を続けていく予定です。
山梨ではキッチンカーを通じて、地元の魅力を料理で伝える活動を深めていきながら、一方で東京では、ケータリングや出張料理を通じて、オーダーメイドの食体験をさらに広げていきたいと考えています。
また、趣味である映画鑑賞やドライブも、自分にとって大切な“インプットの時間”。
旅先で出会った味や映画から感じたストーリーは、料理に反映されることもしばしば。
食だけでなく、“体験”として心に残るような料理をこれからも目指していきます。
料理は、人と人をつなぐ力を持っています。
これまでの経験も、これからの挑戦も、すべては“誰かの喜ぶ顔が見たい”という想いから始まっています。
これからも、皆さまの記憶に残る一皿を届けられるよう、日々精進してまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Instagram『スロースキッチン』(山梨・キッチンカー)
https://www.instagram.com/sloth_kitchen8
Instagram『シゲっち』(東京・ケータリング)
https://www.instagram.com/shige_tti
